【パブリックヒストリー研究会共催企画】第6回 オーラルヒストリー・アーカイブ・プロジェクト研究会

2025年01月21日

パブリックヒストリー研究会の共催で以下の研究会が開催されます。ふるってご参加下さい。


第6回 オーラルヒストリー・アーカイブ・プロジェクト研究会

https://researchmap.jp/blogs/blog_entries/view/151694/8c739d1bb96acf6bd9dd4c0359c37e4c

沖縄県系移民音声史料の公開過程と展示での活用について

講師:原 裕昭氏(沖縄県立図書館 資料・情報班 主査)  

日時:2025年1月22日(水)10:30~12:00

形式:オンライン

https://us02web.zoom.us/meeting/register/tZcpcOCorz0jHd3QsSB6oWNI60vPHFdLy40D

言語:日本語

今回の研究会では、作家であると同時に沖縄県の文化行政で大きな役割を果たした大城立裕(おおしろ・たつひろ, 1925-2020)が、1970年代に実施した在海外の沖縄県民への聞き取り資料の公開と活用を進める沖縄県立図書館から、その経緯と実態について報告をしていただきます。

すでに報じられている通り、2024年11月、沖縄県立図書館は移民のルーツをたどるレファレンスサービス("Finding Okinawan Roots" Project)によって、先進的な取り組みを表彰するLibrary of the Yearの大賞とオーディエンス賞をダブルで受賞されました。世界各地から寄せられる、家族の歴史を知りたいという願いに応えてきた原さんにお話をお願いしています。

近年、過去の音声資料を聞き直す研究成果が現れるなどオーラルヒストリー研究の幅も広がっています。また、研究者だけでなく司書や学芸員などの専門職や各種のメディア関係者、また自分史・家族史の実践に関心のある市民の皆さんにも広く参加いただきたいです。優れた例に学び、それぞれの地域で声の資料の保存と活用をすすめるために何ができるのか、共に考えていきましょう。

主催:大阪大学グローバル日本学教育研究拠点 拠点形成プロジェクト「オーラルヒストリー資料の保存・公開・活用に関する共同研究」

共催:パブリックヒストリー研究会