オンライン研究会「歴史家の責任とパブリックへの働きかけ:オーストラリア植民地史を事例に」開催のお知らせ
「歴史家の責任とパブリックへの働きかけ:オーストラリア植民地史を事例に」
ゲストスピーカー:マーク・ダン (Professional Historians Association of NSW and ACT 前会長、豪ニューサウスウェールズ大学より歴史学博士号取得)
日時:2025年4月18日(金) 20:00〜22:00
共催:科学研究費補助金・基盤研究B(一般)(課題番号 23K28315)「記憶する都市:ヨーロッパにおける場所とモノが語る『歴史』」(研究代表者:石野裕子)
形式:オンライン (Zoomを用いる)
言語:英語 (日本語での質問等も大歓迎です)
司会・通訳:兎澤映美 (英マンチェスター大学大学院博士課程)
研究会会員以外の方も参加可能です、参加費は無料です。以下のフォームから参加申し込みをお願いします。
パブリックヒストリー研究会では、オーストラリアの歴史家マーク・ダン氏をゲスト・スピーカーとしてお招きし、上記の通りにオンライン研究会を開催いたします。1820年代にハンターバレーに定住した囚人の子孫でいらっしゃるというご本人の系譜からオーストラリアの植民地史をご専門とされており、ご著書The Convict Valley: The Bloody Struggle on Australia's Early Frontierでは1790年〜1850年のニューサウスウェールズ州ハンターバレーの歴史を扱われ、この開拓時代における囚人・アボリジニ・入植者コミュニティの生活、相互関係、つながりを探求されています。今回の会は、アカデミアでの学術研究、パブリックへの働きかけにおける実務経験、そして遺産評議会への行政参加を組み合わせたキャリアをお持ちの総合的な歴史家でいらっしゃるダン氏からお話を伺い、植民地の歴史と向き合う中での困難や歴史家の責任とパブリックへの働きかけについて議論する絶好の機会です。皆様のご参加を心よりお待ちしております。
